第一話 産声 {ドラクエ5スタートです}
時計が、音を立てて時を刻んでいく。
残酷な時ではない。
それは、祝いでもあり、緊張の時だった。
刻一刻と迫る出産の時。
ウロウロと、その場を彷徨いながら、妻、マーサの夫が尋ねる。
「まだなのか・・・・?遅いぞ・・・・。」
隣に居た女は慌しそうにしていた。
流石に怒鳴ったりはしなかったが。
身体つきはがっしりとしており、周りから見れば、いかにも‘戦士‘だ。
名はパパスと言う。
「産まれになりました!!」
扉が軋んだ音を立てながら、太った男が出てきた。
顔は嬉しそうにしながら、パパスに声をかけた。
その顔を見て、両方無事なのを悟り、安堵の息を吐いた。
「サンチョ!マーサは無事だったか!・・・して、赤子は!?」
太った男・・・サンチョは頷き、穏やかな頬笑みを返した。
「男の子です!」
サンチョはその場に残り、パパスが妻に駆け寄るまで、穏やかに見守っていた。
彼は、召使である。血筋は繋がっては居ない。
だが、本当の家族の様に、毎日過ごしていた。
「マーサ!!」
駆け寄ったパパスの瞳に映ったのは、可愛らしい我が子だった。
妻は少し青ざめているが、元気そうだった。
パパスの顔を見て、安心し、早速男の子に名前を考えた。
「・・・・・トンヌラと言うのはどうだ?勇ましいと思わないか?」
少し考えた後、提案を浮かべ、相談した。
マーサは、穏やかな笑みを浮かべ、頷いた。
「そうね。かっこいい名前だわ・・・。けれど、初めから考えていたの。
ファイブと言う名はどうかしら?」
パパスは、考え込み、少し顔を顰めた。
「どうもパッとしない名前だが、お前がそう言うのなら・・・!!」
我が子を抱き上げ、微笑んだ。
「今日からお前は、ファイブだ!!今日からお前は家族の一員だぞ!!」
マーサは、頬笑みを返し、しかし、体力の消耗が激しく、咳き込んだ。
パパスが、寄り添い、見守った。
赤子の産声は、天空に響き、木霊していた。
残酷な時ではない。
それは、祝いでもあり、緊張の時だった。
刻一刻と迫る出産の時。
ウロウロと、その場を彷徨いながら、妻、マーサの夫が尋ねる。
「まだなのか・・・・?遅いぞ・・・・。」
隣に居た女は慌しそうにしていた。
流石に怒鳴ったりはしなかったが。
身体つきはがっしりとしており、周りから見れば、いかにも‘戦士‘だ。
名はパパスと言う。
「産まれになりました!!」
扉が軋んだ音を立てながら、太った男が出てきた。
顔は嬉しそうにしながら、パパスに声をかけた。
その顔を見て、両方無事なのを悟り、安堵の息を吐いた。
「サンチョ!マーサは無事だったか!・・・して、赤子は!?」
太った男・・・サンチョは頷き、穏やかな頬笑みを返した。
「男の子です!」
サンチョはその場に残り、パパスが妻に駆け寄るまで、穏やかに見守っていた。
彼は、召使である。血筋は繋がっては居ない。
だが、本当の家族の様に、毎日過ごしていた。
「マーサ!!」
駆け寄ったパパスの瞳に映ったのは、可愛らしい我が子だった。
妻は少し青ざめているが、元気そうだった。
パパスの顔を見て、安心し、早速男の子に名前を考えた。
「・・・・・トンヌラと言うのはどうだ?勇ましいと思わないか?」
少し考えた後、提案を浮かべ、相談した。
マーサは、穏やかな笑みを浮かべ、頷いた。
「そうね。かっこいい名前だわ・・・。けれど、初めから考えていたの。
ファイブと言う名はどうかしら?」
パパスは、考え込み、少し顔を顰めた。
「どうもパッとしない名前だが、お前がそう言うのなら・・・!!」
我が子を抱き上げ、微笑んだ。
「今日からお前は、ファイブだ!!今日からお前は家族の一員だぞ!!」
マーサは、頬笑みを返し、しかし、体力の消耗が激しく、咳き込んだ。
パパスが、寄り添い、見守った。
赤子の産声は、天空に響き、木霊していた。
2008年08月20日 Posted byチャッピィーのドラクエ日記 at 19:42 │Comments(0)│TrackBack(0) │小説{ドラクエ5}
この記事へのトラックバックURL
http://kukule.i-yoblog.com/t103640


